こんにちは!
先日、西出がメーカー研修の出張に行き、
改めて歴史の勉強をしてきたということで
スタッフの中でもプジョーの歴史についての話で
盛り上がりました♪
私たちが取り扱っているプジョーの生みの親。
プジョー家のアルマン・プジョー氏。
今日はこの方の歴史を少しお話させていただきます(^^)
古くから金属加工業を生業としていたプジョー兄弟社は
1885年から自転車ビジネスに参入し、
瞬く間にフランスを代表する
自転車メーカーに育っていきました。
社長はジュール・プジョーであり、
その甥に当たるアルマン・プジョーが
今後のプジョーカーの始まりを手がけた超人!!
当時は専務として会社経営の中心にいました。
この年代のフランスでは
電気自動車の実用化は進展しておらず、
ガソリンエンジン車に関しても
ドイツから持ってきたロジェ・ベンツが
数台パリの街を走り出したばかりの時期。
現実は厳しく、プジョー兄弟社のエンジニアたちは
自転車をつくらせればプロだが
自動車となると素人同然であり、
新車開発は遅々として進まなかったんだとか。
そこでアルマンが注目した人。
それがフラッシュボイラーという新技術を
開発したレオン・セルポレ。
セルポレ氏に話をつけ、
創りあげた蒸気機関をエンジンとして採用。
こうしてエンジンは用意できたのですが、
難航したのがステアリング装置や制動装置。
これらは自動車として欠かせない基幹技術であるだけに、
プジョー兄弟社の技術者たちは苦労を重ねた末、
なんとかこれらをやり遂げ、
1889年にプジョー製蒸気三輪車、
セルポレ・プジョーが発表されました!
これが記念すべき、プジョー初となる自動車に☆